写真:岡 泰行
播磨山崎城の歴史と見どころ
「山崎歴史郷土館」(宍粟市図書館の2階で北側から入る)に、山崎城や本多家関係の遺品、考古資料について展示されている。月火祝と年末年始は休館。
播磨山崎城の撮影方法
表門の紙屋門は東向き。午後の登城だと完全に逆光になるから注意しておこう。
播磨山崎城の写真集
城郭カメラマン撮影の写真で探る播磨山崎城の魅力と見どころ「お城めぐりFAN LIBRARY」はこちらから。播磨山崎城の関連史跡
文明年間(1469〜)、このあたりを治めていた宇野氏の本城、長水城、その支城であり黒田官兵衛の治めるところとなった篠ノ丸城、羽柴秀吉の播磨攻めで本陣の置かれた聖山城、この3城はセットで見ておきたい(詳しい場所は上記Googleマップ参照)。
また、あまり知られていないが、揖保川沿いに、浜御殿跡の石垣が残っている。浜御殿跡は江戸時代藩主本多氏の別邸のあったところで、ちょうどこのあたりから、聖山城の眺望が良い。なお、石垣は揖保川の方に組まれているので、やや発見が難しいかもしれないが、上記Googleマップを頼りに訪れてほしい。
播磨山崎城のアクセス・所在地
所在地
住所:兵庫県宍粟市山崎町鹿沢 [MAP] 県別一覧[兵庫県]
鉄道利用
JR姫新線、播磨新宮駅よりバス「山崎」降車。またはJR姫路駅から、神姫バス山崎停留所を利用する。「宍粟市図書館」を目指そう。観光案内所は神姫バス山崎停留所にあるぞ。
山崎城は、城門(表門の紙屋門)しか残っていないイメージがあるが、付近に門跡を示す石碑が多数点在しているから、巡ってみると城域が体感できる。
マイカー利用
中国自動車道、山崎ICから北西へ1.2km(約4分)。山崎文化会館の駐車場を利用する。
紙屋門には、本多家の家紋、立葵の軒丸瓦が使われているぞ。
( shirofan)さんより
城下には多数の石碑がある。大手前石碑、山崎城中門の跡石碑、山崎城外堀跡石碑、内堀跡石碑、埋御門の跡石碑、表御門跡石碑、山崎城中堀の跡石碑、山崎藩櫻の馬場跡石碑、鹿沢城搦手石碑、清水口見付御門跡石碑などなど。兵陵に築かれた城で、開発によって境目が分かりづらいが、石碑をたどってみると、その規模がよく分かる。
( shirofan)さんより