写真:岡 泰行
水口岡山城の歴史と見どころ
水口岡山城は公園化されており散策自由。水口町の北東に独立した兵陵に秀吉の命により中村一氏によって築かれた。水口岡山城は本丸から三ノ丸にかけて近年の発掘調査により石垣が多数出土した織豊系城郭で関ヶ原の戦いの後、廃城となった。比高は100m、山頂の曲輪は整備され、山容に従った形で並び、帯曲輪が取り巻いているのを見ることができる。
『水口岡山城跡通信』現地の本丸でGET。見どころやが記載された詳細な縄張図となっている。なお、縄張図は現地では、水口小学校側の登山道途中と、本丸に、大きな案内板として設置されている。
なお、発掘調査現地説明会資料は、甲賀市のサイトで閲覧できる。
水口岡山城の撮影方法
水口岡山城の関連史跡
水口岡山城下には、以下の歴史スポットがある。
- 水口城の客殿玄関(移築・蓮華寺)
- 大手枡形推定地と西追手枡形推定地
- 堀跡(用水路がその名残り)
- 徳川家康の腰掛石(大徳寺)
- 近江天保一揆・五倫塔(大徳寺)
- 水口石橋(東海道)
- 東見附跡
- 本陣跡
- 高札場跡
- 人足会所跡
- 問屋場跡
- 善福寺の血天井(水口岡山城が落城した際の血に染まった武士の手形・見学は要事前問い合わせ)
いずれも詳しい場所は、上記Googleマップを参照。 城では、水口城とセットでどうぞ。
水口岡山城のアクセス・所在地
所在地
住所:滋賀県甲賀市水口町水口 [MAP] 県別一覧[滋賀県]
鉄道利用
近江鉄道本線、水口駅下車、国道307号線沿いに徒歩7分(600m)で登山口。
水口城とセットなら、水口城南で降りて水口城を見た後、徒歩で点在する歴史スポットを見ながら、水口岡山城へ行くと良い。
マイカー利用
名神高速道路、竜王ICから国道477号線を南へ約20分(15km)。または新名神高速道路、信楽IC・甲賀ICから約20分(13km)。水口小学校前、登山口下の駐車スペースに駐める。
ちなみに、城山の東側、甲賀市立城山中学校付近からは車道があり、中腹まで車で登ることができる。いずれもほんの数台の駐車スペースしかない。はじめて行くなら前者の水口小学校前からが良いだろう。
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