写真:岡 泰行

岩櫃城の歴史と見どころ

現地では、岩櫃城址観光案内所で登山ルートマップをGET。また、立体模型があるので、見てから登ると良いぞ。
書籍では、『岩櫃城跡総合調査報告書』A4・324P、東吾妻町教育委員会発行、東吾妻町中央公民館でなどで販売されている。

岩櫃城の散策コース

城域へのコースと潜龍院跡へのコースを登山ルートマップで確認

岩櫃城の駐車場の位置や登山ルートマップは、東吾妻町観光協会のWebサイトでダウンロードできる。全行程を歩こうと思えば、かなりの時間を要するが、主要な郭のみが目的であれば、真田道を案内所まで車で行き、平沢登山口から本丸跡まで徒歩15分といったところだ。

岩櫃城本丸跡から、岩櫃山の山頂までは、途中岩場がありその辺りまでは城域でいくつか削平地が確認できるが、残念ながらそれ以降、頂上までは城の遺構は無い。天狗の蹴上げ石からは、鎖場や梯子があったりと登山の難易度が多少上がる。なぜ、城域から頂上付近まで目立った城の遺構が無いのか不思議だったが、訪れてみると、尾根筋は細い1本道で両側の谷が深く、切り立った岩々からその尾根筋に出るルートがほぼ分からないためかと思われる。

なお、岩櫃山の城と反対側にある、真田昌幸が武田勝頼を迎え武田家再興を図ろうと急造した御殿跡「潜龍院跡」や郷原城跡を見ようと思えば、岩櫃山の西側に行かなければならないので、城域を見た後、平沢登山口から古谷登山口まで車で移動することをおすすめする。平沢登山口には登山者用の駐車場(10台)がある。

岩櫃城の関連史跡

岩櫃山の城と反対側にある、真田昌幸が武田勝頼を迎え武田家再興を図ろうと急造した御殿跡「潜龍院跡」。または、支城の柳沢城(観音山城)、郷原城などを同時み攻めると、岩櫃城の堅固さがよく分かる。

岩櫃城のアクセス・所在地

所在地

住所:群馬県吾妻郡東吾妻町原町 [MAP] 県別一覧[群馬県]

電話:0279-68-2111(東吾妻町役場まちづくり推進課)

アクセス

鉄道利用

JR吾妻線、群馬原町駅から徒歩約37分(2.3km)で、岩櫃城址観光案内所。すぐ目の前に平沢登山口がありそこから徒歩15分で本丸跡。なお、潜龍院跡へは、郷原駅から徒歩22分(1.4km)。

マイカー利用

上信越自動車道、西から須坂長野東IC、佐久北IC、松井田妙義ICなどから、1時間〜2時間。または、関越自動車道、渋川伊香保ICから西へ約47分(26km)。岩櫃城址観光案内所を目指す。平沢登山口駐車場(無料)あり。平沢登山口まで本丸跡まで徒歩約15分。

城ファンの気になるところ (3)

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    真田関連の城巡りをしたとき、岩櫃城から沼田城に向かう途中でロックハート城に通りかかりました。これは津川雅彦氏が以前に北海道の幸福駅の近くにおもちゃの国を造ろうとしたときに、ヨーロッパから城ごとそっくり買ってきたやつですね。ですから城自体はかなりまともなやつだったと思います。

    ( 蔵)さんより

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    岩櫃城といえば、もうひとつの登り口をご存じですか? 私は、一昨年、吾妻線郷原駅裏手より岩櫃山に登り、大変な目に逢いました。そこは、登山道コースになっており、岩盤のロープを伝って登る、恐怖の絶壁ルートでございます。頂上は絶景で、榛名山や周囲の山々が一望できます。体力に自身がある方は、オススメです。

    ( ナオ)さんより

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    岩櫃山の密岩の登山口には、張り紙がしてあり、要点をまとめると「急斜面や鎖場のある山です。中でも密岩通りは、中・上級者向けコースです、登山靴、ヘルメット、手袋、熊鈴など、装備をご用意ください。登山は安全を最優先の上、自己責任で。」といった感じ。城ファンは、岩櫃城のある平沢登山口からで充分かも。

    ( 城好き匿名希望)さんより

城の情報

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