写真:林田公範
秋月城の歴史と見どころ
鎌倉時代に秋月種雄が筑後山脈に囲まれた古処山に築城、その後、黒田長政の遺命により筑前領の内五万石を分領し三男、長興が秋月黒田藩主となり現在の地に秋月城を築城したそうです。思っていたより規模は小さく小規模な石垣と復元された長屋門、黒門などがあります。
秋月郷土館では秋月黒田藩旧地図をたしか500円で販売してましたが、ぺらぺらのコピーです。秋月郷土館で「秋月史考」や「望春随筆」などの書物を売っています。
(林田公範)
秋月城の復元模型(1/100)がすぐ横の秋月郷土館に展示されています。これは地元の若手有志により企画・製作されたものです。
[白山熊鷲 (1998.09.29)]
秋月郷土館には、教科書にも載っている「島原の欄屏風絵図」などあり、必見です。
[秋月古処 (2000.02.14)]
秋月城の関連史跡
体力と時間があれば城の裏手にそびえる古処山に秋月氏の居城であった古処山城跡があります。
[林田公範 (1998.02.03)]
秋月のことがもっと知りたい人はこちら→[青春の城下町 -筑前・秋月-]
秋月城のおすすめ旅グルメ
「黒門茶屋」お休み・お食事処。秋月城大手門に続くかつての登城道の側。秋月名物で珍味川茸を使った川茸定食と葛餅はおいしかったですよ!
[林田公範 (1998.02.03)]
秋月城の史跡めぐりにこだわる最適なホテル
「祐徳園」秋月公民館の通りを200mほど山手に直進すると駐車場があります。秋月焼の横です。また、ちょっと足をのばせば原鶴温泉があります。
[秋月古処 (2000.02.14)]
城の規模そのものは小さいのですが、秋月の町全体が城下町の造りをよく残しています。明治維新当時の城下町絵図と今の町の様子がほとんど変わらないというのは、すごいと思います。
( 秋月古処)さんより
城下町は、観光地化されて杉の馬場というメイン・ストリート沿いには、店がたくさんできてしまったのは残念です。その杉の馬場ですが、春には桜の花のトンネルが500mにわたって続き見事です。夏は、潭空(だんご)庵などの納涼場が、秋は黒門付近の楓の紅葉がきれいです。冬もよく雪が降り、また一興の趣があります。
( 秋月古処)さんより