岡山城に、最近ちょっと興味深い歴史スポットが誕生した。岡山城から月見橋を渡ったところにある茶屋は、オーナーが変わり、内装も一新された。そのオーナーの趣向で、店舗の内装に、岡山城から後楽園まで渡る船で使用されていた当時の船板が随所に使われている。関係の深い場所で歴史を残す趣向がなんとも良い。デザイナーはどなたか存じ上げないが素晴らしいセンスだ。船板の情報は建築家の美作さんから教えていただいた。記して御礼申し上げます。
しまなみ海道に浮かぶ能島城。能島村上氏(村上水軍)の拠点だった城跡で、島全体が城だった。周囲の海は潮流が激しく、流れを知らなければ近寄ることもできない。岸には武者走りが掘られ、岩礁ピットと呼ばれる柱穴が残る。
大阪城は、大手門、千貫櫓、火硝蔵など13棟の重要文化財と壮大な石垣を有する。秀吉が築いた豊臣大坂城を包み込むように…
北条氏の本拠、巨大要塞、小田原城。相模国の西端にあり、南は相模湾、西は箱根連山を隔てて駿河国と接している。海と山を天然の…