高遠城をもっとも有名にしたのが、勝頼の実弟である仁科五郎盛信と織田信忠の最後の攻防といって良い。その仁科五郎盛信の墓が、三峰川の対岸にそびえる五郎山山頂にある。白山トンネルの長谷方面出口付近に五郎山に登る車道(分かりにくいため事前に地元で確認すべし)があり、山頂付近まで車で行ける。車を降りて登山道を徒歩3分で仁科五郎の墓と石像。その昔、仁科五郎盛信を慕って高遠城を見下ろす位置に地元民が作ったそうだ。祠は明治期に建てられたものらしい。石像は東向きで午後にいくと思いっきり逆光になるから要注意(詳しい場所はGoogleマップ参照)。