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映画『のぼうの城』

東宝配給 映画『のぼうの城』

映画『のぼうの城』ロゴ

天才か?ただの“でくのぼう”か?
男の突飛な奇策に、敵も味方も驚き…笑う!?

20,000人 VS 500人
豊臣軍にケンカを売った、でくのぼうがいた。
強くないが、人気がある男が立ち上がる時、仲間のたちの想いが溢れ出す。

165万部突破の大ベストセラー、映画化!
犬童一心(『ゼロの焦点』)×樋口真嗣(『日本沈没』)異例のダブル監督が放つ、興奮と感動のスペクタクル・エンタテインメント超大作!

勝てるのか? 天下を敵に回して
あの豊臣秀吉、石田三成が、
歴史上、唯一攻略できなかった城があった!

忍城の水攻め・忍の浮き城本能寺の変から8年、1590年。戦国末期。天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は、関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかで最後まで落ちなかった支城があった。武州・忍城(おしじょう)。周囲を湖で囲まれた「浮き城」の異名をもつ難攻不落の城である。城代は、成田長親といい、領民からでくのぼうを揶揄した「のぼう様」と呼ばれても意に介さず、将に求められる智も仁も勇もない、文字通りでくのぼうのような男。外見からはおおよそ窺い知れない誇りを持ち、底知れないスケールの大きさで、人心を掌握していた。2万の軍勢を従えた石田三成は忍城を包囲する。総大将たる「のぼう様」長親には、物量にものを言わせ問答無用の戦略をとる三成軍20,000もの大軍を前に、領民も一体となった<忍城>の猛者たちは一歩もひかず迎え撃とうとしていた。その数わずか500騎! この絶体絶命の状況下、一丸となって立ち向かうのぼう軍に対し、石田三成は、秀吉が得意とする“水攻め”という驚天動地の戦術を発令! その勝敗が誰の目にも明らかに見えたとき……戦は、意外な進展を見せていく―。

合戦シーンその圧倒的なスケールゆえ、映画化実現まで8年の時間を要した史上最大級の戦国エンタテインメント超大作『のぼうの城』。この戦乱に埋もれた驚きの実話が、遂に解禁! 脚本は、脚本家の登竜門と言われる城戸賞を03年に受賞した和田竜のオリジナル。その脚本をもとに自身が書き下ろした小説は、08年第139回直木賞にノミネート、09年本屋大賞2位を受賞。歴史小説ファンに加え、若年層・女性層の幅広い支持を集め、累計165万部を突破し、部数を伸ばし続ける大ベストセラー。日本映画の歴史を塗り替える壮大なスケールで描かれる大規模な合戦や、圧倒的勢力の三成が田舎城を相手に仕掛ける驚天動地の“水攻め”戦術、そして両軍の愛すべきキャラクターたちが織りなす濃密な人間ドラマなど見所満載の本作の映画化に挑むのは、日本を代表する犬童一心×樋口真嗣の二大監督。この奇跡のタッグが、誰も見たことのない、興奮と感動のスペクタクル・エンタテインメント超大作を生み出した!

400年前の日本に生きた人たちは、こんなにも面白い!
痛快なキャラクター“のぼう様”を演じる、
野村萬斎ら日本を代表する豪華キャスト!!

主人公“のぼう様”を演じるのは、狂言界の至宝にして『陰陽師』以来9年ぶりの映画主演となる野村萬斎。その他に榮倉奈々、佐藤浩市、成宮寛貴、山口智充、上地雄輔、山田孝之、平岳大、市村正親、鈴木保奈美、西村雅彦、平泉成、夏八木勲、中原丈雄、前田吟、中尾明慶、尾野真千子、芦田愛菜の豪華キャスト陣が、両軍の痛快で愛すべきキャラクターを演じ、喜怒哀楽に溢れた濃密な人間ドラマを繰り広げる。
和田竜(脚本)・犬童一心監督・樋口真嗣監督
脚本は、脚本家の登竜門と言われる城戸賞を03年に受賞した和田竜のオリジナル。その脚本をもとに自身が書き下ろした小説は、08年第139回直木賞にノミネート、09年本屋大賞2位を受賞。歴史小説ファンに加え、若年層・女性層の幅広い支持を集め、累計165万部を突破し、部数を伸ばし続ける大ベストセラー。日本映画の歴史を塗り替える壮大なスケールで描かれる大規模な合戦や、圧倒的勢力の豊臣軍が田舎城を相手に仕掛ける驚天動地の“水攻め”戦術、そして両軍の愛すべきキャラクターたちが織りなす濃密な人間ドラマなど見所満載の本作の映画化に挑むのは、日本を代表する犬童一心×樋口真嗣の二大監督。この奇跡のタッグで、誰も見たことのない、興奮と感動のスペクタクル・エンタテイメント超大作を生み出す!

ストーリー

成田長親を演じる野村萬斎
天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は、最後の敵である北条勢を攻撃目標に定めていた。周囲を湖で囲まれ“浮き城”の異名を持ち、人々が平穏に暮らす“忍城”もその一つ。秀吉は圧倒的な力を世間に誇示すべく、わずかな兵力の忍城に対し2万の軍勢で落とすよう、寵愛の家臣・石田三成に命じる。

成田長親と甲斐姫三成率いる天下軍の足音が迫り、忍城の侍たちに緊張が走る中、田んぼで農民や子供たちと、楽しそうにたわむれる侍、成田長親がいた。城主・成田氏長の従弟でありながら、武将に求められる智も仁も勇もないが“人気”だけはある不思議な男。領民からでさえ“でくのぼう”を意味する“のぼう様”の愛称で呼ばれ、皆に慕われていた。長親に密かに想いを寄せる城主の娘、甲斐姫。長親の幼馴染で歴戦の強者、丹波。その丹波をライバル視する豪傑・豪腕の和泉。戦の経験は無いが“軍略の天才”を自称する、靭負。緊迫する仲間たちを前に、長親はどこ吹く風とばかりに「北条家にも、関白にもつかず、皆で今までと同じように暮らせないかなあ〜」と呑気なことを言って、皆を唖然とさせるのだった。
『のぼうの城』カット集
凄まじい数の天下軍が遂に忍城を包囲した。城主・成田氏長は「秀吉軍とは一戦も交えずに速やかに開城せよ」との言葉を残し、長親に城を任せ、既に小田原に向かっていた。忍城のたった500人の軍勢では2万の大軍相手に戦っても勝ち目のないことは誰の目にも明らかだった。やむなく、開城することを決意する長親たち。だが、天下軍の威を借り、なめきった態度を取る長束正家と対面した長親が思わぬ一言を発する。

「戦いまする」

長親の言葉に騒然となる忍城軍。だが、長親の強い決意に導かれるように、丹波をはじめとする武将たちも一転、天下軍との無謀な戦いに挑む事を決意する。

そんなある日、長親の父が息を引き取る。城下の領民たちを集め、自ら決めた戦によって、皆が危険が及ぶことを涙ながらに詫びる長親。だが普段から彼を慕う百姓たちは「のぼう様のために共に戦おう!」と立ち上がり、いつの間にか長親は侍から農民までを一致団結させていたのだった。

石田三成(上地雄輔)しかしそれは、戦によって名を挙げることに闘志を燃やす三成の思う壺であった。だが、秀吉に三成を支えるよう命を受けた盟友・大谷吉継だけは、忍城軍のあり得ない士気の高さに警戒心を抱く。忍城軍は襲いくる大軍を前に、農民や老兵までが侍に劣らぬ活躍を見せ、地の利を生かし、騎馬鉄砲や火攻めなど多彩な戦術で天下軍を退けていく。想像を超える忍城軍の奮闘ぶりは三成に、秀吉がかつて見せた、驚天動地の作戦…城の周辺に巨大な人工の堤を築き、それを決壊させる“水攻め”を決断させてしまう。

「決壊させよ!」

三成の掛け声と共に流れ出す濁流。高台にある忍城本丸に必死に逃げ込む領民たち。このままでは本丸が沈むのも時間の問題。だが、忍城軍が絶望に包まれるなか、またしても長親が口を開く。

「水攻めを破る」

味方への説明もなく、ただ一人で武器も持たずに小舟で三成が築いた堤へと向かっていく長親。両軍が固唾を飲んで見守るなか、“のぼう様”の“とんでもない奇策”に、敵も味方も驚き…そして笑う!?水攻めは破られるのか!?  そして最後に待ち受ける、誰もが予期せぬ戦の結末とは!?

『のぼうの城』カット集

この映画について

映画『のぼうの城』
公開:2012年11月2日(金)全国超拡大ロードショー
上映時間:2時間25分

キャスト

野村萬斎
榮倉奈々 成宮寛貴 山口智充 ・ 上地雄輔 山田孝之 平 岳大
西村雅彦 平泉 成 夏八木勲 中原丈雄 鈴木保奈美 ・ 前田 吟
中尾明慶 尾野真千子 芦田愛菜/市村正親
佐藤浩市

スタッフ

監督:犬童一心 樋口真嗣
脚本:和田竜 小学館「のぼうの城」
音楽:音楽:上野耕路
主題歌:エレファントカシマシ「ズレてる方がいい」(ユニバーサル シグマ)

©2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ

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